こんにちは、仙台泉中央富谷のフェイシャルサロンアンベリール早坂です。

朝も晩もだいぶ涼しくなり・・

秋刀魚とビールが楽しみで。（違うw）

空気が変わって「秋だな」と感じますし、

夏の終わりから秋口にかけて空気自体も乾燥してくるので肌感覚も「あ、乾燥してる」って感じますね。

肌が乾燥するのは秋だから仕方ないのよね〜

これって本当でしょうか？

秋は夏のダメージのツケが現れるから肌の調子が悪くなる

秋口に肌の調子が悪くなるのは「秋だから」ではなくて、「肌そのものの状態が悪く、外の空気が乾燥し肌に当たる事でさらに状態が悪化するから」です。

夏に受けたダメージで肌が弱ってますよのサインみたいなものですね。

夏の間に紫外線や冷房の冷気から肌を守れていなければかなり大きなダメージを受けてます。

そのダメージもその後のケアをしっかり行っていれば肌も修復できますけど、そのケア自体が不十分だとダメージを受けている肌はもっと悪化します。

「空気が乾燥してくると肌の調子も悪くなる」

「季節の変わり目だから毎年肌荒れするのは仕方がない」

毎年そう感じる方は少なくありませんよね。

逆に夏の暑い時期に外に出ても乾燥をあまり感じなかったのは「肌に当たる空気が乾燥していないから」「皮脂量が増える事で肌表面が潤っているように感じる」という・・

錯覚です。^^;

「夏は乾燥しないけど秋口から乾燥始まる〜」と言っている声も多々聞こえますが、

これは乾燥が始まる〜ではなくて、とうの昔からしっかり乾燥は進行しているんですよね。

ただ上記に書いた通り乾燥肌でも夏の暑い時期はなんとなく乾燥が落ち着くので「乾燥していない」と思いがちで。

肌の乾燥は「乾燥を感じカサつきや突っ張り、テカりや毛穴開きなどのトラブルを感じた時」から保湿ケアが不十分のまま歳を重ねていけばもっと乾燥は進行しています。

なので、乾燥してるなと日々感じてる時点で立派な乾燥肌なんです。

今年の夏もかなり暑く、紫外線や冷気で相当ダメージを受けて乾燥や敏感状態が悪化し駆け込みで予約を下さった新規の方が多かったですね。

秋に肌荒れが悪化する理由

秋は肌荒れする事が前提とされていますが、それはなぜでしょう。

毎年季節の変わり目は肌荒れするのはなぜでしょうか。

生まれつきアトピーやアレルギー体質の方はもともとの状態が「肌を守る機能が弱っている」為に、

これから空気が乾燥してくれば状態は悪くなりやすいと思います。

空気の乾燥以外でも秋の花粉、ハウスダストも増える時期ですし、暖房が始まれば暖気も肌の外敵要因になります。

アトピー性皮膚炎までの症状はないけれど、もともと肌が敏感なタイプの人や乾燥性敏感肌の人などは同じように肌の状態は悪くなりやすいですね。

他には、

年齢を重ねていくごとに肌の状態が変わってきて敏感になったと感じている人、

そして肌トラブルが増えてきている人。

このタイプの人は毎日のスキンケアから自らの手で肌を敏感にさせているのがほとんどなのですがそれに気づかない事が多いので、

「季節の変わり目は毎年肌荒れ起こすのよね」と毎年恒例だから仕方がないという感覚でいる方が毎年非常に多い印象です。

なぜ自分は秋口に肌荒れするのか、肌の状態が悪くなるのかと言う原因をしっかり見つける事を優先してみて下さい。

バリア機能がしっかり機能しているかどうかが重要

肌の状態が良く日々潤いを保てており乾燥などのトラブルをほとんど感じない方は「肌を保護する機能が日々強化されている」為、

季節の変わり目と言われる秋口にかけて空気が強く乾燥してこようが大きなダメージを受けにくい状態で肌が整っています。

しっかり外部からの刺激をガードしてくれる体制になっているという事です。

この、外部からの刺激をガードできない状態が、良く聞く「肌のバリア機能が低下している」という事です。

このバリア機能を低下させている要因としては自分が思っている以上に、毎日の生活習慣やスキンケアの仕方が引き金になってます。

「え、これも原因だったの？！」という事が本当にたくさんありますし、本当に細かいです。

「簡単に時短でパパッとスキンケアを済ませたい」という方には酷です。笑

むしろ簡単にパパッと済ませてるから肌のバリア機能がどんどん低下してるという事もあるのですが。

簡単に済ませる事がよくないのではなく、パーっと化粧品を肌につけても肌内部の角層という肌の潤いを保つための部屋に補給されてなければ意味はなくて。

化粧水ピャーッとつけて、クリームをベロっとつけただけで「保湿してる」とはならないんですよね。

特にすでに毎日乾燥を感じていたり、日中昼前くらいからTゾーンがテカテカしてるとか、何かしらのトラブルがあるなら毎日のスキンケアや生活習慣から肌トラブルの原因が隠れているんですが、

この「保湿が不十分である」と言う事も大きな原因の一つではありますね。

肌は衰える、だからこそ自分の肌をしっかり理解する

肌は年々衰えていく、これは受け入れなければいけない事実ですよね。

その中でも「なるべく肌の若々しさを維持したい」「肌をきれいにしていきたい」のなら

その衰えのスピードを遅く、ゆっくり進めていく為に私たちはスキンケアという自分で「肌を整えていく」という事をしていかなければなりません。

２０歳を過ぎたら肌も身体も老化は進んでいきます。

自力で肌の若々しさをしっかり保てていたのは２０歳までです。

若い時は肌が衰えるなんてありえない、私は大丈夫という意味不明な自信もありましたけど。笑

もう今はそんな事言ってられないくらい時代も環境も大きく変わり、肌荒れやひどい肌トラブルを引き起こす方々も低年齢化してますね。

「２０代は若いから肌キレイ」なんて言ってられる時代はとっくに終わってます。

むしろ１０代、２０代の人たちの方が肌の状態が悪いくらいで。

この情報がありすぎる世の中に翻弄され、自分の肌に合わないケアをずっと続けてトラブルが悪化してる方とても多いですよ。

これからはもっと肌トラブルを抱える人が増えていくだろうと感じています。

秋の肌荒れを治したい、季節の変わり目の肌荒れを落ち着かせたいにしても、

化粧品だーエステだー整形だーなんだーかんだーと美容に関する情報ってたくさんあります。

その情報の選択を誤ってしまえば肌の状態を悪化させる事だってあるんですね。

でも、

その内容よりも「自分の肌をどこまで理解し、肌を扱っていけるかどうか」が重要だという事を知ってもらいたいです。

それを知るだけでも今後衰えが出てくる中で自分の肌がどう進んでいくか大きく分かれていきますよ。

もともと敏感肌の方でも、年々肌が敏感になったと感じてる方でも、

もちろん今現在トラブルをあまり感じてないけどなるべく良い状態は保ちたいという方でも、

自分の肌をしっかり理解し、自分に合った情報で正しくケアをしていく。

基本的な事を自分に合う方法で行っていけるかどうかがいかに大切かという事。

私自身も改めて感じています。

「基本的な事」ってなんでもそうですけど、割とすっかり抜けている事多いですよね。

勝手に自分の中で「これは当たり前」みたいに決めつけている事も。

これは日々の生活の中でもたくさんあるんですけどね^^;

ちょっとした自分の中の固定観念が肌の状態を悪くさせている場合もあるという事、これは自分だけで考えても見えない事が多いです。

その時はぜひご相談くださいね◎

「秋は必ず肌荒れする」「季節の変わり目は肌荒れする」という概念も少しは無くなるかもしれません。

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