こんにちは、仙台泉中央富谷のフェイシャルサロンアンベリール早坂(@Embellir0204)です。
「化粧品って肌に悪いんですか?」なんて聞かれることもしばしば。
他にも、
「化粧品メーカーで使ってる成分は肌に悪いと聞いたことがあって・・」
「化粧品は使わなくても肌は綺麗になると聞いて・・」
などなどなどなど・・
化粧品への質問は良くいただきます。
まー
うーん
うーーーん。
「悪いと思うなら使わず、良いと思うものを使う」これでいいんじゃないですか?
・・・以上です。笑
いやしっかり記事にして私の考えを書いていきたいと思いますね。
参考までにご覧ください。
化粧品とは
化粧品とは人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪をすこやかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。
-Wikipediaより一部抜粋-
「美容」と言うのは顔や身体、肌や爪などを美しく整えるため化粧品などを用いてより良い状態を引き出していく、
化粧品はそのサポート役と言えますよね。
ただし、美容に対する意識や価値観と言うのは人それぞれですし化粧品も言わば嗜好品です。
何をどう選んでいくかは人それぞれではあります。
化粧品は肌に悪いのか
最初書いた通り「化粧品は肌に良いの?悪いの?」と言うのはたまに聞かれます。
この質問はちょっとナンセンスだなー思うこともあります。
化粧品が肌に悪いとなれば化粧品なんて販売できません。
使用する原料も「化粧品原料基準」「厚生労働大臣が指定する原料」などとともに、「安全性に関する基準」や「化粧品の表示に関する公正競争規約」など、製造から表示事項や販売、広告に至るまで、事細かく規制され、消費者保護行政がなされている。メーカー側もたゆまぬ研究を重ね、それらの規約よりさらに厳しい各メーカー独自の品質管理を実施し、より安全性を重視している。-コトバンクより一部抜粋-
化粧品を販売するにあたり安全性は厳しい基準に基づいていますからもちろん安全です。
「化粧品は肌に悪い」と言うのは「化学的に合成されている成分だから」と言う人だってたくさんいるんですよね。
化粧品に対する思想は本当に色々だと思うんですけど、
実際に化粧品のサポートがあって肌トラブルが改善されている人たちをたくさん見てきている以上、
「化粧品=悪」と言う方程式は成り立たないと思うんです。
化粧品を使って肌荒れするから化粧品は肌に悪い?
「化粧品を使うと肌荒れするのは配合成分が悪いものだから」
なんてのも聞いたことありますよね。
化粧品を使って肌荒れする理由として挙げられるのは、
1.そもそも自分の肌質に合っていない化粧品だった
2.もともとアレルギー体質であり特定の成分に反応した
3.アトピー性皮膚炎等の皮膚疾患を持っていた
今までのお客さまの中でもそういった方もいました。
化粧品を使って肌荒れした理由①「自分の肌に合っていない化粧品だった」
肌に合っていない化粧品とは、使うと刺激があったり赤くなったりかゆみが出たりと肌に何かしらの反応が出る場合があります。
これは「生まれつきの敏感肌」や「極度の乾燥肌」で肌自体が敏感になってしまっている状態の人が起こりやすい反応です。
ただし、
敏感肌や乾燥肌でも「生まれつきの真の敏感肌」ではなく、
クレンジングや洗顔で肌に負担をかけすぎてることで肌が敏感状態になってしまっていることがほとんどなんですね。
それらを見直していけば化粧品で反応が出ることも無くなっていきます。
なので化粧品の成分が悪いと言うのではなく、肌そのものが敏感に反応しやすい状態になっている可能性のほうが高くなっていると思います。
化粧品を使って肌荒れした理由②「もともとアレルギー体質で特定の成分に反応した」
敏感肌と言っても自ら肌を敏感にさせていたと言う敏感肌ではなく「生まれつき肌が敏感」と言う人に多いです。
例えば、「グリセリン」
化粧水に入っていることが多い保湿剤として使われる成分です。
肌が健康で大きな肌トラブルを感じたことがない肌、化粧品で肌に反応が出たことがない肌にしてみれば全く問題ない成分なんですね。
むしろ保湿力が高い分肌も乾燥しにくく、しっとり肌も柔らかくなるなどの効果があります。
でも、
もともとアレルギー体質で敏感肌だとこのグリセリンに反応する人も稀にいるんですよ。(多くはないんですけどね)
とはいえ、化粧品に配合されている「この成分が合わない」と特定すること自体難しいんですけども。
色々な化粧品を試した結果、肌に反応が出たのはグリセリン配合のものだったというだけで確実とは言えない部分もあり。
恐らくそうであろう・・という感じ。
生まれつき敏感肌の人はそういった反応は出やすいというだけで、肌質が違えば全く問題なく使えるので化粧品の成分が悪いとは言えないということですね。
化粧品を使って肌荒れした原因③「アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患を持っている」
アトピー肌でも重度の方などは皮膚科で出されるステロイドや保湿剤などを使いながら治療していると思います。
アトピー肌でも軽度の方の場合皮膚科に通っている人もいますけど、皮膚科には行かず通常のスキンケアで肌の状態を悪化させないよう保っている人もいます。
それでもアトピー肌の場合は環境の変化や食事やストレスなどの外敵要因から肌に反応が出やすい状態になることが常にあるので、
化粧品の配合成分にも反応はしやすいので、もちろん化粧品を選ぶ場合も慎重に選ぶ必要があります。
ただ、これも化粧品の成分が悪いのではなく「反応が出やすい肌の性質だから」ということになるんですよね。
皮膚疾患がある場合は化粧品の配合成分がシンプルなものを選ぶことが多いです。
化粧品は肌の性質と選び方が大事
化粧品に配合されている成分が肌に悪いとなってしまったら、「肌トラブルが改善された」「肌の悩みが減って毎日快適に過ごせている」という人はほとんど出てこないですよね?
私が今まで対応したお客さまでも来店当初は肌の悩みが深く人に顔を見られたくないとマスクを外せないくらい悩んでいた人達、
肌の悩みに毎日ストレスを感じ、なんとかしたいと涙を流して相談してくれた人達、
そんな肌の悩みを深く抱えたほとんどの人はアドバイスを聞き入れてくれて当初の悩みが減り「肌の変化」をしっかり感じて毎日快適に過ごせるようになったり、
肌トラブルが多くて楽しくなかったメイクを楽しめるようにもなったり、
化粧品を使ったスキンケアで肌の悩みが改善されている人も本当にたくさんいるんです。
それを一概に「化粧品は悪!」ってそりゃおかしくないですか?って思いますよね。
化粧品が肌に悪いんだ!って盲信しているならご自身は使わなければいいだけで、それを肌の悩みがある人達に押し付けるのはやめていただきたい、切実に。
「化粧品に入ってる成分って肌に悪いんですよね?」って聞かれることも増えましたし、
成分によっては肌に負担をかけるものも実際にありますから絶対に悪くないとも言えないのは事実です。
なので全ては「肌の性質と化粧品の選び方次第」になるんではないのかなと思います。
化粧品は魔法ではない
常々言ってますけど、もちろん化粧品は魔法ではないんですよ。
使ったからって肌の悩みがどんどん、みるみるうちに無くなっていく〜〜なんてことはありえませんのでね。
この化粧品を使えば肌がきれいになるんだーー!という考え方も良くないんですよ。
化粧品は肌を健康に若々しく保つためサポートするものですから、使う化粧品と「化粧品の使い方」がめちゃめちゃ大事で。
肌に合っているであろう化粧品でも使い方が悪ければ肌の変化を感じられないことの方が多いんですよね。
全く同じ化粧品を使っているのに使い方が違うだけで肌に負担をかけることも良くあるんです。
これはお客さまの肌を見ていると良くわかりますよね。
化粧品の選び方もとても大事なんですが、それ以上に大事なのは「化粧品の使い方」だというのは長年の経験から間違いなく言えることです。
化粧品を変える時にしっかり肌質を見てくれているか?肌質に合った化粧品を提案してくれているか?
クレンジング、洗顔、基礎化粧品類の使い方を一つ一つ丁寧に教えてくれるか?
その化粧品を使うとどんな変化が現れるのか?
化粧品自体の説明だけではなく、しっかりあなたの肌のことを考えてくれているかを見極めてくださいね。
化粧品は使い方次第では凶器になることもある、でも正しく選択できれば肌の悩みを減らすこと、健康な状態を保てることは可能ですから。
まとめ
いずれにせよ、どんな化粧品を使うにしても「自分の肌の性質を知る」ということが大前提です。
自分の肌質を理解して初めて肌に合う化粧品を選ぶことができると言っても過言ではないくらいです。
まずは自分の肌を知ってくださいね。
ご相談ください◎
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