こんにちは、仙台泉中央富谷のフェイシャルサロンアンベリール早坂(@Embellir0204)です。
スキンケアで一番大切なのは「クレンジングと洗顔」です。
今では情報としても「クレンジングが大事」「洗顔が大事」と言ってますから前に比べると知っている人が多い印象ですね。
某テレビ番組に出ていた「今が旬」の美容マスター的なタレントさんも言ってましたし。笑
そうです、
スキンケアの中で一番大切なのは「肌の汚れを落とすための洗浄」
これがめちゃめちゃ大事です。
私もお客さまには、クレンジングと洗顔で肌トラブルが改善に向かうといっても過言ではないという話はよくします。
「クレンジングと洗顔でつまづいたら肌の悩みは消えないと思ってください」
それくらい重要な、いわばスタートダッシュの部分なんです。
今日の記事は、
・クレンジングの種類がありすぎてよく分からない
・自分はどんなタイプのクレンジングを選べばいいのか分からない
そんな方に参考にしていただければと思います◎
クレンジングの役割は?
肌を洗浄するものといえば基本はクレンジングと洗顔なんですが、それぞれ役割が違います。
今日はクレンジングの役割を書いていきますね。
で、早々ですけど、
クレンジングは「肌に付着した油性の汚れを落とす」という仕事をします。
この油性の汚れって何か?なんですけど、
・メイク(日焼け止め、下地、ファンデーションなど)
・皮脂や汗
あとはホコリや排気ガス、花粉など肌に付着すると皮脂と合わさり肌に残っています。
これらの汚れを落とすのがクレンジング。
でもなんだか「落とす」というとすんごい強力な感じしませんか?笑
厳密には落とすというより「浮かせる」というイメージですね。
汚れを浮かせるくらいなのでクレンジングは基本的に時間をかける必要がないケアです。
クレンジングを肌になじませる時間は20秒〜40秒以内
クレンジングで肌に付着した汚れを浮かせるんですが、
クレンジング剤にはその汚れを浮かすための「洗浄成分」の力があるので、その力を借りなくてはいけません。
ただ、洗浄する力があるので時間をかけすぎると肌に必要な皮脂までも落としてしまうのでどんなクレンジング剤でも20秒〜40秒以内で終わらせるようにお話ししています。
この時間の違いは肌質によってクレンジングにかける時間を変えているという理由です。
思っている以上に短いんですよ、びっくりされますけど。笑
なんでもそうなんですけど、汚れを落とすものって必ず洗浄成分の力を借りるんですね。
例えば手を洗う石鹸、ボディーソープ、食器洗剤、シャンプーなども使うものによっては肌が乾燥してカサついたり、
シャンプーなんかも洗い方次第では頭皮が乾燥してフケが出たり髪がパサついたりとトラブルが出るじゃないですか。
あれもやっぱり使い方が原因だったりするんで、クレンジングも同じなんですよね。
使い方がよくなければトラブルにつながるし、正しく使えればトラブルにはなりませんからね。
なのでクレンジングを肌になじませる時間は20秒〜40秒くらい。
ゴシゴシこすらず、乾燥肌・敏感肌の人は特に摩擦に気をつけてくださいね。
この短時間でも肌に負担かけることなくメイクが浮いてくるクレンジング剤を選びましょう。
逆に、短時間でなじませてメイクが残ったりメイクとのなじみが悪いなと感じるクレンジング剤はおすすめしません。
「洗浄力が弱い」と言われるクレンジングの盲点
最近は「洗浄力の弱いクレンジングを使って肌負担にならないように」とよく情報としても見るようになりました。
洗浄力が強いと上記にも書いた通り、肌の潤いまでも根こそぎ取ってしまうことで肌の乾燥や敏感状態を引き起こす場合がかなり多いからなんですね。
実際今までのお客さま方8割以上、このクレンジングが肌トラブルの原因になっていますから洗浄力を見るのは大事だったりします。
肌に付着した汚れを浮かせるためのクレンジングですけど、その洗浄する力に違いがあるんです。
洗浄力の違いと言っても「メイクを浮かせる(落とす)力」だけではなく「脱脂力」と言って肌に必要な皮脂までも取ってしまうという力もあります。
その中でもクレンジングの種類によっては洗浄力が強い・弱いと分かれているんですね。
なので洗浄力が弱いものの方が確かに肌負担にはなりにくいです。
が、
洗浄力の弱いクレンジング剤を選んでいるのに肌トラブルの悩みが消えない人の多くは、やはりクレンジングの使い方に問題があります。
さっきも書いたんですけどクレンジングを肌になじませる時間は数十秒で問題ないんですが、
「汚れが気になるから2、3分くらいクルクルしている」とか
「メイクとのなじみがイマイチだから擦って数分なじませてる」という人もいらっしゃいます。
クレンジングの種類にもよりますが洗浄力が強い・弱いに関わらず肌になじませる時間が長ければどんなクレンジングを使っても肌の負担になっている人がほとんどなんです。
洗浄力が弱いにしても「洗浄する力」は少なからずあるわけで。
弱い力でも使い方次第で強い力にもなってしまうという事は頭に入れておいてくださいね。
クレンジングの選び方は自分のメイク次第
では、クレンジングってどんなのがいいの?ってことなんですが。
これは自分のメイクの分量、普段どんなメイクをしているかで選び方も変わってきます。
例えばウォータープルーフタイプの下地や日焼け止め、ファンデーションでがっつりメイクしているなら洗浄力は強めのもの。
逆にウォータープルーフ以外のものでメイクしているなら洗浄力が弱いもの。
あとは特に毛穴の悩みを抱えてる人の場合(毛穴の開きや毛穴のつまり)、
肌に凹凸ができてしまうためファンデーションだけだと逆に目立つんですよね。
私も毛穴の開きで悩んでいた時はとにかく凹凸をごまかそうと、下地やらなんやらかんやらをとにかく重ねていたんですよ・・(遠い目
その場合、毛穴の凹凸を埋めるような下地やプライマーなどを使っている人は洗浄力が弱いクレンジングだと毛穴に残っている事が多いですね。
毛穴にメイクのカスが残ったままだとどんどん蓄積されていきますから、それが毛穴つまりの原因になってしまうんで。
あとはクレンジングとのなじみが悪いと擦って落とそうとするので、それが肌負担になり毛穴開きが悪化するということもあります。
なので毛穴隠しのためのメイク品を使うなら洗浄力がしっかりないと・・というところで。
いや、洗浄力弱いのがいい!ってなるとメイクのやり方や使うものを変えるしかないですね。
通常のメイクなら洗浄力は強くなくても十分取れると思いますが、これもクレンジングの種類によります。
クレンジングを使わなくても落ちるメイク品はどうなのか
よくクレンジング必要ないメイク品なんかもありますけど、大体はクレンジング必要ありますね^^;
お客さまの中にも「石鹸で落ちるファンデーションみたいで」とクレンジングを使わず過ごしている人もいますけど、
肌質によってはメイク汚れが残っていて毛穴黒ずみやつまり、ニキビなどの原因になっていますね。
今までたくさんの肌を見てきましたけど特に脂性肌や混合肌の人、乾燥肌の人でも毛穴トラブルがある人は要注意だなーとつくづく感じます。
ただ、肌質によりますけど毛穴の悩みがほとんどない、毛穴が目立たない肌質の人に限ってはクレンジングを使わなくても大丈夫の人も一定数いらっしゃいますよ。
こればかりは肌の性質次第かなーという感じなので、自分はどうなのか気になる場合は一度カウンセリングで肌質を確認してみてくださいね。
クレンジングの種類
各メーカーから出ているクレンジングにはいろいろな種類があリますね。
お客さまからは「いろいろありすぎてわからない」って言われます、笑
クレンジングに限らずですけどね^^;
クレンジングには
・オイルクレンジング
・ジェルクレンジング
・リキッドクレンジング
・拭き取りシートクレンジング
・ミルククレンジング
・クリームクレンジング
こんな感じで種類が分かれていますね。
なんでこんなに種類が分かれているのか、なんでやねん!って思っている人もいます。笑
これはメイクを落とす洗浄力の違いで種類が分かれていると思っていただいていいですね。
がっちりメイクにはオイルクレンジング
上記クレンジング剤でもメイクの種類で言ったら濃いメイクやウォータープルーフタイプのメイク品を使っていたりと、
「しっかり落としたい」というメイクには「オイルクレンジング」の洗浄力が比較的強めなのでスッキリ落ちます。
濃いメイクってどんなメイクかというと、
日焼け止め、下地、リキッドファンデーション、コンシーラーなど重ねるメイク
汗や水に強いウォータープルーフ日焼け止め、下地、マスカラなどを使用してるメイク
皮脂くずれ防止下地、プライマーなど毛穴を埋めるようなものを使っているメイク
これらのメイクをしている人の大半は洗浄力が弱いクレンジングではメイクや皮脂よごれが取りきれていない事がとても多い印象ですね。
洗浄力が強いクレンジングが必要になってきます。
ただ、オイルクレンジングの中でも洗浄力の強さの違いにはさらに種類が分かれているんですよね。
オイルクレンジングはメイク落ちもしっかりですけど、脱脂力が強いものもあります。
クレンジング後に肌のつっぱり感を感じるオイルクレンジングは、洗浄力もあり脱脂力も強い可能性が高いのでおすすめしません。
基本的にクレンジング後にツッパリ感を感じるものはどんなタイプでもおすすめしませんね^^;
脱脂力の強いクレンジング剤を使っている人のほとんどは「乾燥肌」や「敏感肌」になっていますので一旦見直してみてくださいね。
リキッドクレンジング、ジェルクレンジング
このタイプはオイルクレンジング同様、洗浄力も強めな印象があります。
ただオイルと比較して違うところはテクスチャーで、ジェルタイプは触るとトロッとしているのが特徴で、リキッドは水っぽくサラッとしています。
「オイルは洗浄力が強いからこれなら・・」と選んでいる人が割と多いですね。
ですが、このタイプを使っていた人のほとんどが「メイクとのなじみが悪い感じがする」と言って何分と時間をかけてクレンジングしてる人が多かったです。
で、
なんでメイクとのなじみが悪いかというと主成分が「水」なんですよ。
水分が多く含まれているので油性であるメイクや皮脂汚れとクレンジング剤がなじみにくいんですよね。
水と油ってケンカするじゃないですか、あれです。
なので「なんかメイクが落ちていない気がする」となる人が多い原因がこのなじみの悪さで、過剰に擦って落とそうとしてしまうんですね。
これが毎日だとしたら・・はい、そうなんです。
乾燥肌や敏感肌になってしまっている人が非常に多いですよ。
このタイプのクレンジング剤を使って、大きな肌トラブルを感じていなければもちろん問題ないんですが
私が今まで肌を見てきた限りでは、肌トラブルになっている人が多いと思います。
拭き取りシートタイプのクレンジング
これは私の中で一番NGですね。
このタイプを使っている人はメイクが落ちきれてない・摩擦で皮膚が傷んでしまって乾燥肌や敏感肌になっています。
特に、肌トラブルがもともとある人は悪化させる要因になる一つなので「簡単だから」「疲れたから」「めんどくさいから」を理由に使うのはやめたほうがいいですよ。
ミルククレンジング・クリームクレンジング
これらのクレンジングは上記クレンジングよりも比較的洗浄力が弱いです。
そして油性なのでメイクや皮脂とのなじみがいいのと、肌の摩擦になりにくいというのもメリットです。
ウォータープルーフでなければパウダーファンデーションやリキッドファンデーション、日焼け止め、下地を使ったメイクでも十分落ちます。
ただデメリットとしては油性なので物によってはすすぎ残しになりやすいんですよね。
これはメーカーによるなーという印象です。
ミルクやクリームクレンジングを使うならサッとすすげるものを選ぶといいですよ。
あとは肌質も選ぶんですが、10代〜20代前半くらいまでの「脂性肌でニキビが出やすい」性質の人には油分が強いものだと向かないこともあるようですね。
どんなタイプのクレンジングでも何よりも大事なのが「使い方」
クレンジングの種類や違いなどを書いてきたんですけど、どんなに洗浄力が弱くて肌に負担にならない!と言われているクレンジング剤でも
そのクレンジングの使い方が悪ければ肌に負担をかけることになります。
「私、洗浄力の弱いオイルクレンジングなんで大丈夫」
「クリームクレンジングだから安心」
そう言っていても、「でも乾燥する」「毛穴の黒ずみやつまりが酷い」「ニキビや肌のザラつきが目立つ」などの肌トラブルに悩んでいる人ってかなり多いんです。
これはクレンジングの使い方が悪かったり、自分の肌質に合っていない事が原因だったりします。
どんなに素晴らしいと言われているものでも、万人の肌に合うわけではないんですね。
肌に合っていても使い方が悪ければトラブルにもつながるわけですから、「どんなクレンジングがいいの?」というよりも「自分の肌質に合うクレンジングはなに?」という選択が必要になります。
クレンジングも種類が多すぎて選ぶのが大変、本当わけ分かりません。笑
でもその中からベストなクレンジングを選ぶためには「自分の肌質をしっかり理解しているか」ということが今後は特に大切になると思ってます。
ベストなクレンジングを使っているなら今頃大きな肌トラブルは少しづつ減っていてもおかしくないくらいです。
そのくらいクレンジングはスキンケアでも最も重要なアイテムですね。
まとめ
クレンジングはスキンケアを行う上でも一番最初の作業なんで、このクレンジングの方法でつまづいてしまうとその後のケアが不十分のままで終わってしまうんですね。
そうなると肌トラブルという乾燥や毛穴、ニキビやテカりなどの悩みが進んでしまうといっても間違いではありません。
肌の悩みを減らすためにもスタートダッシュでもあるクレンジングの見極めができるように、自分の肌が今どんなものを求めているのかを知る必要がありますよね。
自分で色々試して見つけるのも一つ、
自分ではもうわからないという場合はいつでも相談してください◎
ご予約お待ちしております。
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